当社では、中小・中堅企業を対象に、現在のクラウドブームのはるか以前から、当社のサーバーからインターネットを介してあらゆるサービスを提供するといったことを実現してきており、業界のクラウドブームが登場した時には、当社にとってはクラウドという概念は既にごく当たり前のことであったように思います。

　分かりづらい横文字で表現されたサービスの提供形態がどういったものであれ、消費者にとっては、そこで何が提供され、極端に言えばそこにどういったメリットがあるのかしか興味の対象にはなりません。 当社では、一律の枠にはまったクラウドサービスを提供するのではなく、消費者ごとにしっかりとカスタマイズされ、分かりやすく、使いやすく、安全なサー ビスを提供しています。

　当社では、アメリカ技術センターを設置していることを生かし、お客様に安全なサービスを提供するために、日本とアメリカの時差や立地を利用したサー バー管理がなされています。 アメリカは夏時間というシステムがあり、夏時間の始めと終わりに年に2回、1時間だけ時刻を前後させますので、アメリカ東 海岸では日本との時差は13時間又は14時間です。昼と夜がほぼ逆転していることを生かし、日中は日本のスタッフがサーバー関連の監視・業務にあたり、夜 間はアメリカのスタッフが引き継ぐといった形です。 安定したサービスを提供するために、ぴこねっとのサーバーで は、サーバーの負荷状況は自動で常に計算されており、またデータのバックアップ（予備保管）はサーバー内で全て自動で行なわれ、バックアップデータは各 サーバー間で安全に分散保管されるなどといったことはもとより、スタッフの目でセキュリティの監視・改善が日々なされています。業務等の数百～数千万行と いう大量のデータを高速に処理するデータベースのメンテナンスも日々自動で制御されている中、スタッフの目視での監視も行なわれています。